2006.08.31 Thu
映画の評価
人生で始めて映画館に行って鑑賞した「ウルトラマン」から、
先週の日曜日に観た「ゲド戦記」まで
どれだけの数の映画を観たかなんて全くもってわからんが、
たぶんけっこぉーーー観てる。
その時の気分で恋愛モノを観る事もあれば、
戦争モノを観る事もあるし、
アニメも観る。
たまに人から、どんなジャンルの映画が好きなのか
訊かれる事があるが、そんな時は決まって返答に困ってしまう。
最近はSFが好きだと応える事が多いが、
あくまでそれは最近の好みであって、
沢山のジャンルの中から365日絶対にSFが好きというモノでもない。
だからSFも観るがAVも観るし、
コメディーも観ればシリアスな内容の映画も観たりする。
ちなみにAVはオーディオビジュアルの略では決っしてない。
もっとアダルトな香りの、テリーさんから借りているあれの事だ。
いずれにしても、AVは別として、そんな映画のほとんどは面白かったので、
こんな質問をされる時には困ってしまう事も少なくない。
「今まで観た映画の中で一番好きな映画は?」
ここまで来るともう適当に覚えている映画を挙げるしかないし、
今なら期間限定でこう応える。
「ゲド戦記」
よしんばこんな事を書いてしまうと、
「え~全然つまらなかったぁ~、センスなさ過ぎ!」
などと言われるかもしれないし、
実際に次の日に「ナルニア国物語」を知らなかった会社の山ちゃんに
そう言われてしまった。
単純に観たかった映画を、同じように映画好きの、
僕が観たい相手と観る事が出来た。
つまりこれ以上ない最高の状態でご馳走になったのだから、
僕にとっては楽しかったのだ。
もしも違う相手と違うタイミングで観ていたら
同じように楽しかったと思わなかっただろうと思う。
もっと言えば、
映画を観る時、どんな相手とどこで観たのかは
その映画の極めて個人的評価をつける上では
僕にとってはとても重要な印象点につながるのである。
例えばある映画を思い出す時、
ストーリーよりも先に、何年経っても誰と何処で観たかだけは
覚えているし、つまり映画の評価なんて、
そんなすっぱすぎる青春の1ページと共に
それぞれの主観だけでなりたってもよいと思うのだが
皆さんはど~だろう。
そんな事を考えてみると、
昔観た最高に楽しかった映画もつまらなかった映画も、
時間が経った今なら、また違った評価になるのかも知れない。
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